1977-05-19 第80回国会 参議院 農林水産委員会 第17号
○相沢武彦君 このカリキュラムについて多少意見があるんですけれども、いま家畜の有害物質の残留、移行等の畜産食品の安全性というのがしばしば問題に取り上げられておりますし、さらに食品添加物、それから合成食品、新薬、農薬、これの安全性の問題などについて、獣医学術も非常に社会的なものに範囲が及んできているわけであります。
○相沢武彦君 このカリキュラムについて多少意見があるんですけれども、いま家畜の有害物質の残留、移行等の畜産食品の安全性というのがしばしば問題に取り上げられておりますし、さらに食品添加物、それから合成食品、新薬、農薬、これの安全性の問題などについて、獣医学術も非常に社会的なものに範囲が及んできているわけであります。
現在まで二回にわたりまして、まず第一年度といたしましては、今後の獣医師の職域問題、その職域問題というのは、御承知のように畜産の振興なり公衆衛生の向上あるいは動物保護管理の問題というふうに、獣医学術に求められる社会的な要請がきわめて多元化、高度化いたしてございます。
ただ、ただいまのように獣医学術に求められる社会的な要請がきわめて多元化をしておる、人の健康を守ることが至上の問題であるというふうなことでございますので、時代の趨勢に即したような目的条文として私どもも現在の検討会を精力的に進めてまいりたい、かように考えております。
而してその間、新憲法の下、獣医、畜産及び公衆衛生その他各般の事項に亘つて行政上諸種の変革が行われ、且つ又畜産事情、特に家畜衛生事情の変化及び獣医学術の進歩に伴い、現状に即応して家畜防疫の徹底を期するため、現行法の全面的改正を行わんとするのが本法律案提案の趣旨であります。 而して改正の要点はおおむね次のようであります。
御承知のごとく現行家畜伝染病予防法は、大正十一年に制定され、累次の改正を経、特に昭和二十三年には、家畜衛生事情の激変に伴い、相当大きな部分改正が行われ現在に至つているのでありますが、新憲法制定に伴う一般行政法規並びに獣医畜産及び公衆衛生関係法規の制定、戦後における畜産事情、なかんずく家畜衛生事情の著大な変化、最近における獣医学術の飛躍的な進歩及び行政機構の強化並びに戦後における法制及び行政運営民主化